NEWS H23.01.19〜21


H23.01.19〜21 町田市立 町田第五小学校で、“ここ一番の底力”を授業で実技指導

平成23年1月19日(水)、20日(木)、21日(金)に、町田市立 町田第五小学校で、5年生1組、2組、3組の全クラスに『ここ一番の底力----心と体のビックリ体験』のタイトルで、“氣の活用法”の実技指導をしました。
当日は、1コマ(45分)授業では、中途半端な授業になり、「“気持さえあれば何でも出来る、という安易な考え”を持たれる危険性」を考慮して、2コマ(90分)の授業にしてもらいました。
生徒たちは、二人が組んでの一つ一つの実技に、目を輝かせて、ビックリした表情で、真剣に取り組んでいました。
砂地に真水が滲みこむように、生徒たちの純な心の中に「自分自身が“本来、持っている力”」の存在と、その活用の仕方が、素直に浸透していきました。

今回の企画は、町田市の広報誌「まちびと 2009年春号」に、<活躍するNPO法人>のペ−ジで、「氣の活用コム」の活動を取り上げていただきました。
この記事を、町田市の学校ボランティアのコ−ディネ−タ−をされている押村宙枝さんがご覧になり、2009年7月から「まちごエクステンション・プログラムら・ぽルと」で、玉川学園の栗田先生と岡村理事長が、“氣の活用法”をボランティアで実技指導してきました。
その実績から、押村さんが下記の企画(案内文)を作成してくれました。
スポ−ツで言われている『心・技・体』について、非常に核心をついた案内文です。
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              五年生学年活動 スポーツ最前線に聞く
       岡村隆二先生による『ここ一番の底力〜心と体のビックリ体験〜』
「心・技・体」という言葉を知っていますか。
野球の技、サッカーの技、剣道の技、「技」はそれぞれとても異なっています。
だから、水泳のコーチに柔道を習ったり、陸上のコーチにバレーボールを習ったりしても、意味がない・・・と思いますよね。
ところが、今回お招きする岡村先生は、野球、相撲、駅伝、剣道、バスケから、カバディー・・・
どんなゲームでしょ?・・・まで、実にさまざまなアスリートたちが、試合後「先生のおかげで力を発揮できました」「アジア大会で銅メダルが取れました」「全日本大学女子駅伝二連覇!」とメールを送ってくるような、不思議な「コーチ」です。
いったい何を教えてくださるのでしょう。

「砂上の楼閣」という言葉は、知っていますか。どんなりっぱな建物も、砂の上に建てたのではすぐに崩れてしまう、という意味ですね。
ならば、りっぱな建物はどこに建てたらいいと思いますか?
楼閣は技に通じます。すべてのアスリートは、日々技を磨いて、勝負や記録に挑みます。
けれども、それが「砂の上」にならないためには、どの競技にも共通の「土台」が必要です。
それが、「心」と「体」、つまり岡村先生は「土台」のコーチなのです。

今、君は、どうしても外せないPK合戦のボールを蹴るところです。一番大事なのは何でしょ
う。助走のスピード? 軸足の角度? 狙うコース? それとも・・・・。

今、君は九回の裏を守るショートで、強烈なライナーが君の右3メートルを抜けていこうとして
います。さあ、君にはどんな未来が見えますか。サヨナラ負けに泣くチームメート? あんなの取れっこないよとうなだれる自分? それとも、がっちり握ったウイニングボールを高々と掲げる君と、君に向かって駆け寄ってくる笑顔の仲間たちでしょうか?

実はスポーツだけでなく、勉強も同じです。算数の技、国語の技、いろんな技を学んでりっぱな建物を建てても、ドキドキして問題文をきちんと読めなかったり、「らくしょ〜!」と油断して計算をまちがえたりしたら、何にもなりませんね。
だから今回、岡村先生から、全ての土台となる「心」と「体」について、しっかり学びましょう。

お話を聞くだけではありませんよ。実際に「心」を使い、「体」を動かして、さまざまな体験をします。思いもかけないビックリ体験が、きっと君に確実な「土台」をつくってくれることでしょう。
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当日の様子は、下記の「授業風景」の写真でご覧ください。

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5年1組、2組、3組の皆さんからいただいた感想文の一部です。
◎言葉でせつ明しているだけじゃ、あまりよく分からなかったと思うけど、実技など、体で体験することができたから、よく分かりました。ありがとうございました。
◎びっくりするような言葉、実技、体験してくださっておどろきました。ありがとうございました。
◎人間の体は不思議だと思いました。心と身体を一つに統一する四っの技をやったりすると、うでがまがらなくなったり、すごいと思いました。
◎わたしが一番やりやすかった実技は、氣を出す「折れないうで、折れない心」がやりやすかったです。さいしょにやった実技1で、頭に手を置く実験で、心と身体はつながっていて、頭に手がはなれなかった時に、すごくビックリしました。
◎今まで、自分自身でも使われていなかった力を、この授業で、どうコントロ−ルするのかわかりました。今、ちょうど、体育の時、自きゅう走をやっています。その時に、教わったことを使って、良い方へのばしていきたいと思います。
◎この授業を聞いて、今までの落ちつきと、真の落ちつきが全くちがうことが分かりました。他にも実技で不思議な事がありました。本当にありがとうございます。
◎「真のリラックス」や「真の落ち着き」など、いろいろなことを教えてくれてすごく楽しかった。生活に活かしたいと思った。
◎前までは、リラックスの仕方は力をぬいていたのだけど、本当のリラックスは、ただ力をぬくことじゃないんだなと思った。サッカ−の試合に使いたい。
◎とても元氣になれることを、いろいろ聞かせてくれたので家族も元氣になりました。
◎心と体が一つになると、大きな力になるということがおどろきました。きんちょうした時などに使ってみたいと思いました。
◎一番心に残ったのは、「心のしずめ方」です。私はいつも大勢の人の前にでるとすぐにきん張してしまいます。とても役立つお話でした。また、氷山の一角の例、とてもわかりやすかったです。とても役立つ授業ありがとうございました。
◎本当に「氣」や「言葉」で思ったり、言ったりするだけで、体がその通りに動くとは思わなかったので、おどろいた。とても楽しかった!
◎心と体が統一しないと、力が出ないということ。また、話を聞くだけでなく、それを実際にやってみるというところがわかりやすくて、楽しい授業になるひけつだと思いました。
◎すごくいい授業でした。いろんなことがわかり、楽しくて、しらないうちにできていて、うれしかったです。すごく、ぜったいにむりだってと、思わなければできるんだな、と思いました。
◎ゴ−ルに立っている自分を意しきして歩いたりすることや、押したりしても動かないようになることが、すごいなぁと、思いました。また学校に教えに来てください。
◎プラスの言葉を言うと氣が出ることなど、このようなことを教えてもらう機会などないと思い ます。それを教えてもらって、自分のためになりました。
◎今回の体験で、今まで自分が思っていたリラックスは、ダラックスと言われて、びっくりしました。それで帰っていろいろな方法をためしています。
◎プラスの言葉を言うと、やる気がでる。今日の授業はすごく家でもやくにたつことでした。
◎土日のサッカ−のしあいに使ってみました。おちついてプレ−ができたのでよかったです。
◎プラスの言葉や目標をもって生活にいかしたいです。おとといの試合でリラックスするやつを使いました。教えてくださって、ありがとうございました。
◎自分の思っていたリラックスと、先生が教えてくれたリラックスがぜんぜんちがうのにおどろいた。でも、やってみるとそれも意外と楽だったから、今後からそうしてみょうと、思いました。
◎わたしはあまり「プラスの言葉」を使わなかったんですけど、お話をきいて、「プラスの言葉」で毎日をすごしていきたいと思いました。
◎「イメ−ジの力」でイメ−ジしたら、できない事ができたので、イメ−ジの力はすごいと思っ た。できなくてもちょうせんしてみようと思います!
◎今日の授業、とくに「プラスの言葉」を活用して、自分の心のマイナスをなくして、どんどんプラスにしていきたいです。
◎プラスの言葉を言うだけで、体が強くなることが分かって、すごいと思いました。
◎これからきんちょうしている時には、プラスの言葉や、心のしずめ方はとてもこころ強いと思った。
◎このような役立つ事を教えて下さいまして、ありがとうございました。11さいという時に教えてもらいとても“得”したと思います。本当にありがとうございました。
◎一番、心にのこった言葉は「心の倉庫」です。プラスの言葉がどれだけたいせつなことかがわかりました。11さいでならって本当によかったです。
◎岡村先生の一つ一つのことの目的は同じですが、一つ一つの言葉には重みを感じました。僕の勝手な想像ですが、たぶん「氣」が出ているからだと思いました。
◎先生が見せてくれたことは、最初は、ありえないと思っていましたが、やってみてできたのでびっくりしました。先生から教わったことは、きんちょうする時などに使ってみます。
本当にありがとうございました。

授業風景


『全体風景』 (父母も参観していました)



「氣を出す」 (ヤル氣の出し方)











『一本足での不動心・不動体』



『イメ−ジの力』 (成功した姿を、心に描く)





『普段通りの姿勢』 (悪い姿勢の例)


『正しい姿勢』 (仙骨を起こす)


『“心と体”が統一された正しい姿勢(不動心・不動体)



『授業後に質問をする生徒たち』


『当日のレジメや筆箱に、サインを求められました』


『4月から6年生になり、5/21の運動会では見事なピラミッドを完成できました』


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