NEWS H29.01.24


H29.01.24 大正大学 カヌ−部と空手部で、"氣の活用法”を実技指導

1月24日(火曜日)の18:00〜20:00の2時間に、大正大学体育棟の武道場で、カヌ−部と空手部の合計50名に、『スポ−ツにおける“氣の活用法”』の講義と実技指導を、岡村理事長と栗田副理事長がしました。

カヌ−部は、昨年8月の「第52回 全日本学生カヌ−選手権大会」で、男子総合優勝を果たし、大学日本一に輝きました。
卒業生OBも含めた「大正大学碧水会カヌ−部」は、過去のオリンピックに14名が出場した“カヌ−競技の名門クラブ”です。
2020年の東京オリンピックにも有望選手が数名います。楽しみですね。

空手部は、昨年10月にオ−ストリアで行われた「第23回 世界空手道選手権大会」で、山田沙羅選手が個人組手55kgで銅メダルを獲得しました。
また、昨年11月の「第60回 全日本大学空手道選手権大会」では、女子団体形で第三位でした。
空手部も2020年の東京オリンピックに、有望な選手が数名います。こちらも楽しみです。

当日の研修では、『氣は生命エネルギ−』 『“心と体”を一つに統一した“心身統一体”』 『仏教哲理の“心身一如”』などを、講義と実技で指導し、スポ−ツでいう“心・技・体”を体得していただきました。

2時間の実技指導の最後は、次の「岡村理論」で総括しました。つまり、

人間に“心”がなければ、「速く走る人」や「強い人」が必ず勝ちますが、人間には“心”があるので、試合の本番で「“心と身体”を一つに統一し、“真のリラックス”で力(りき)みをとり、『自分の持っている力』を、十二分に発揮できた人」が勝ちます。

また、勝敗をあまり強く意識し過ぎて、「勝ちたい・勝ちたい」となると、身体が硬くなり、力が入り、力(りき)んでしまうので、この意識も突き抜けて、“無心”になって、“心身一如”の状態で、『自分の持っている力を出し切ること』に専念すればいいのです。最終的には、“無心”が一番強いのです。

私(岡村)が、スポ−ツ選手を対象とした「スポ−ツにおける“氣の活用法”」の実技指導で、最後に必ず伝えてきた「心・技・体」の『技のレベル』『心身統一体(心身一如)のレベル』の関係について、もう一度書きます。
『技が10のレベル』の選手が、本番で上がってしまったり、前夜眠れなかったりして、70%の力しか発揮出来なかったら、10×70%=700です。

『技が8のレベル』の選手が、心身統一体で“持てる力”を100%出し切ったら、8×100%=800で、こちらが勝ちます。

これが、ここ一番の本番で、『心身統一体で、持てる力を出し切ること』という<氣の活用法の岡村理論>です。(単なる「気合だ!気合だ!」とは全く異なるものです)(笑い)


*「スポ−ツにおける“氣の活用法”」は、トップペ−ジの「H28.07.02 海老名南リトルシニア硬式野球クラブで、実技指導」も是非ご覧下さい。

*選手たちの受講風景は、下記の写真でご覧ください。

『カヌ−部と空手部』での実技指導の風景


 『第52回 全日本学生カヌ−選手権大会』優勝


『研修の全体風景』








『心が身体を動かす』 実技


『氣の出し方』 折れない腕の実技








『真のリラックス』 力(りき)みの取り方
(講師の岡村は、ぶら下がっています)


『力(りき)みの取り方』 力むと腕が短くなる実技


『気持ちが上がった時』 重みが上に来た実技



『真の落ち着き』 重みが下がった実技


『脇が閉まった統一体』
 不動心・不動体


『臍下の一点』 不動心/不動体の実技




『氣の全身呼吸法』 氣を練る実技


『イメ−ジの力』 成功した姿を鮮明に描く実技
(氣が先行する)




見守る監督・コ−チ


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